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2007年2月22日 (木)

蟹工船・キヤノン・きっこの日記・藤田東吾!

Photo_27 Kani このタイトルを見てピンときた人は、スゴイと思う!私は、文学的なコトなんて書けるワケないし思っていてもうまく文章にできないだろう。でも、今日は、できるだけ、どらみ情報局始って以来、真剣に書こうと思う。どうか、最後まで付き合っていただきたいです。

話しが、あっちこっち飛んじゃうかも知れないけど、その時は許してね。

小林多喜二の「蟹工船」って知っている人は、多いと思うけど、知らない人のために、簡単なあらすじを。

カムチャッカ沖で、蟹をとりそれを缶詰にまで加工する蟹工船。出稼ぎ労働者を、安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上は、閉鎖空間であり彼らは、自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、情け知らずの監督者は、労働者たちを人間扱いせず彼らは、過労や病気で倒れていく。

やがて、我慢できなくなった労働者たちは、団結してストライキに踏み切る。しかし、帝国海軍が介入して、指導者たちは逮捕される。国民を守ってくれるものと信じていた軍が、資本家の側についた事で目覚めた労働者たちは、再び闘争に立ち上がった。

これがあらすじです。私が、このコトを書いている時テレビのニュースをやっていたんだけど、ビックリしたよ。この蟹工船って、現代のキヤノンですかっ!て思わず大きな声で言いそうになっちゃった。今日、国会でキヤノンの派遣の?男性の方が、なにやら訴えていたんだ。パソコンしながら見ていたので、正確かどうか分からないけど、どうやらキヤノンという世界的にも有名な大企業が、派遣社員と社員の働きの内容が同じなのに、ボーナスももらえず、ましてや、退職金なんて出やしないこのひどいやり口のオテアライ、ああ、間違えた。キヤノンの経営者に対しての、意見だったと思う。

「契約におびえず、仕事したい」

こう訴えるのは、キヤノン工場で7年近く請け負い会社に雇われて働いている、大野秀之さん(32)だ。この問題って言うのは、「偽装請負」って言って、いつでも「切りやすい」労働者を利用している事や、企業側がボーナスや社会保険などの負担を無くすため(企業賃金労働力)コストダウンの手段として利用しているんだ。

「何年働いても賃金は上がりません。ボーナスはなく、退職金制度もありません。私たち景気回復傾向の実感はまったくなく、待遇は日に日に悪くなっているのが現状です」

また、こうも言っています。

「私たちは、生身の人間です。正社員と同じ仕事をしているのであれば、同じ賃金をもらいたい。安心して子どもを産み、十分な教育を授けたい。親の面倒をみたい。そして、自分自身も社会に貢献しながら幸せな老後を送りたい。そんな生活をしたいです」

私は、これは労働者側の当然の権利だと思う。当たり前のコトを言っているだけなのに、キヤノンは

偽装請負を不定し、大野さんらとの団体交渉を拒否しているのだ。

これじゃあまるで、蟹工船だよっ!労働者を安い賃金で働かせて、企業側は儲けているって図式でしょ!

ふざけんなっ!

大野さんは、3ヶ月ごとに契約を更新されているそうです。奥さんと子どもさんが1人います。契約におびえない生活を1日でも早く来ることを強く私も望んでいるんだけど、しかし本当にひどい話だ。いつになったら、マトモな社会になるのだろうか。蟹工船は、1930年に発表されたものだ。今から、77年前の話しなのに現代の労働者たちの待遇は、特にこのキヤノンの会社を見ただけでも、いっこうに良くなっていない状態が続いているのわかる。

蟹工船の作者、小林多喜二は1929年に「戦旗」に蟹工船を発表し注目を集めたと同時に、警察からも要注意人物としてマークされ始める。多喜二は、銀行に勤めていたのだけど、「中央公論」に発表した「不在地主」が原因で銀行を解職されてしまうんだ。1930年に蟹工船を発表した「戦旗」誌が発売禁止になる。

多喜二は、この発売禁止から防衛するために仲間たちと、京都・大阪を巡回講演してまわる。大阪で日本共産党の財政援助の嫌疑で逮捕されこの時に、額に傷が残るほどの激しい拷問をされてしまうんだ。いったん釈放されたんだけど、またすぐに逮捕されてしまう。

蟹工船の件で、不敬罪の追起訴を受ける。で、治安維持法で起訴、豊多摩刑務所に収容される。5ヶ月後に保釈され(1932年1月)その後、神奈川県の七沢温泉にこもり、英気を養う。この場所が、偶然にもこの間、私が泊まった温泉宿だったんだ。多喜二は2ヶ月あまりここに滞在して、本当にやっと人間らしい生活が送れたんだと思う。なんで、小説を書いただけで、警察にマークされて、逮捕されて拷問までされなければ、ならなかったのだあろうか。言論の自由どころか、表現の自由までも奪っていたんだ。

小林多喜二のなにを恐れていたのだろうか。

この温泉宿の前にある道路を渡って階段を上れば、多喜二が滞在していた家がある。昔のままだと思う。木造で平屋建てだ。多喜二は下駄をはき、この階段を下りて、宿の温泉によく鼻歌を歌いながらつかっていたそうだ。

しかし、この2年後の1933年2月20日に内通者により逮捕されてしまう。そして、とても悲惨な拷問を受け、前身が殴打され腫れ上がり、獄中死した。

もう一度言うよ。小林多喜二は、特高警察の拷問で、その日のうちにむごい悲惨な拷問で殺されたのだ。

29歳と4ヶ月だった。

今日、「きっこの日記」に不正にアクセスしている者がいたそうだ。これは、どういう意味がもたらされているのだろうか。言論の自由や、表現の自由を奪おうとしているのだろうか。きっこの日記では、マスコミが知らない内容のコトを書いたりしていて、マスコミが後から追っかけ取材するという現象まで起きていた。内容は、幅広く芸能界の裏事情から、政治のコトまでたくさん書いている。なので、当然政治関係者たちも、毎日ドキドキしながら見ているのであろう。いつ、自分が書かれるか分からないもんね。悪いコトしている奴らは気が気じゃないのだろうね。

悪いことしなきゃいいのに!

裏金なんか受け取らなければいいのに、政治資金なんかもらわなければいいのに、事務所費ごまかさなければいいのに、秘書のせいにしなければいいのに、税金横領しなければいいのに、談合しなければいいのに、って、山ほどあるよね。悪いコトしていなければ、「きっこの日記」は毎日楽しく見れるのにね。

イーホームズの藤田東吾社長だって、たった1人で今まで誰も出来なかった、国土交通省に向かっていったんだよ。たった1人でだよ。誰もやったことがないんだよ。タブーだったんだよ。それを打ち破ったのが藤田社長だ。この前、初めて出版した本「月に響く笛 耐震偽装」だって、初めは文藝春秋だったのに、編集長の人は、命にかえても必ずこの藤田社長の本は出版するって言ったのだけど、結局その願いはかなわず、イマイルコム米国日本法人からの出版となったのだ。このイマイルコムだって、藤田社長とアメリカにいる友人たちとで立ち上げた会社なのだ。

こうまでして、なんで一般人の人達が戦わなければならないのだろうか?結局いつの時代も弱い立場の人達がつらくて悲しい思いをして生きていかなければならない世の中の構図に成り立ってしまっているのだろうか。私は、そんなのはゴメンだよ。他の人達だってきっと同じ気持ちだと思う。何十年も政権交代しないこんな国は、ちっとも美しくなんかない。

小泉政権の時には、確か自殺者が過去最高だったって聞いてる。その時の日本の経済を一手に引き受けていたのが、竹中平蔵だ。しかし、この男はその時から今までの5年間、自分の財布を持ち歩いたコトがないって自分で言っているのだ。こんなにも、世間の感覚とかけ離れている人間にこの国の経済を任せていたなんて、私は呆れちゃうし、そんなハチャメチャな国でもいいって思っている人達は、選挙の時に何も考えずにまたいつもの様に、自分の頭で考えずにただただ、上からの命令で投票するのだろうね。

私は、こんな今みたいな日本をいいとは思えないので、選挙の時は、ちゃんと自分の頭で考えて投票したいと思っている。キヤノンみたいな、労働者を酷使して経営者だけがゆたかになるような図式には、もう醜くてヘドが出ちゃいそうなので、キヤノンの経営者と自爆党は総入れ替えと政権交代するべきなのであーる!

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コメント

わぁ、気合入ってるなぁw
どらちゃは、いっつも自分の言葉で書いてるからエライね!
わたいなんかほとんどが転載だけやし・・・(^。^;;

この記事は、わたいは初めて読んだんでまた一つ勉強になったよ!
戦前はとくに厳しかったもんなぁ・・
今も昔も、権力者の悪事を暴こうとした人間は、捕えられたり殺されたりっていう点は一緒やけどね(^。^;;

戦後のGHQ支配時の諜報機関にもキャノンって名前出てくるみたいやけど、あれは全然関係ないんかな?w

>うまく文章にできないって・・・
シナリオ書けてるか~?ww

投稿: いんきょ | 2007年2月23日 (金) 16時25分

いんきょさん、ども。

昔の悪い習慣が今も受け継がれているだなんて
最低最悪だよね。

小林多喜二は、小説を書いただけで
結局、命まで取られてしまった。
これって、今の時代にも当てはまりそうで
怒りがわいてきちゃうよっ!

キヤノンもひどいよね。
正社員と同じ働きさせているのに、
ボーナスも出さないなんて、毎日契約の
更新におびえて働かなくちゃいけない会社って
いったい・・・・!

シナリオのコトは、しー!言わんといてえーー!アチョー♪あにゃにゃにゃー♪

投稿: どらみ | 2007年2月23日 (金) 23時21分

力作お疲れ様。俺も衆議院インターネット審議中継見たよ。プロレタリアートなんて死語かと思ってたけどすっかり現代に復活しちゃってるんだね。

政治が貧困だからこんな事になる。与党が悪くて野党が良いなんて単純な事じゃなくて、選挙の時は候補者一人ひとりを見極めて投票しないとね。

投稿: みかど | 2007年2月24日 (土) 00時19分

みかどさん、おはよー!

ホントですね。現代に復活ですよー。

選挙の時は、じっくり考えて
投票に行かなくちゃね!

ところで、都知事選てどーなっちゃうんだろうね?

投稿: どらみ | 2007年2月24日 (土) 02時44分

どらみさんおひさしぶりです。しばらく見れなかったのですが、久しぶりに拝見しまして、とっても素敵な感じにリニューアルされていまして感動しました。
 ますますふぁんになっちゃういそうです。

 労働者のことを人間と思ってないような、クズが、自民とべったりの経団連のトップにいると思うと背筋が凍ります。

 ミタライは、最低の犯罪人として証人喚問されるべきですよね。

 

投稿: コウ | 2007年2月28日 (水) 00時43分

コウさん、お久しぶりですね。

本当に経団連のトップはひどい奴らばかりです。
日本の経済が発展したのは
サラリーマンや労働者たちががんばって
きたからですよね。

その人達の生活を脅かすようなコトをする
奴らは、逆に言い換えれば

この国の経済なんか、ちっとも分かっていない
証拠です。
なので、早くとっとと引退しやがれっ!
って言ってやりたいですね。

投稿: どらみ | 2007年2月28日 (水) 03時18分

私も同じ憤りを感じております。
怒りに任せて日記を書いてしまいました。
http://satokiti.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_d1ef.html
キャノンは氷山の一角。そう思うと怒りを通り越して残念な気分になります。。。

投稿: さときち | 2007年3月16日 (金) 15時34分

さときちさん、初めまして。

ようこそです。キャノンは、氷山の一角、そうですよね。全く労働者の権利をなんだと思っているのでしょうか。
声を出していかなければ、いけない事だと私も思います。また、遊びに来てくださいね。

投稿: どらみ | 2007年3月16日 (金) 18時05分

はじめまして。自分の本があってびっくししています。95年に御手洗氏が先代が亡くなって臨時に社長に就任したときは、キャノンは借金2000億円で低迷していた会社でした。
ベルトコンベアを止めてセル生産方式という方法で、在庫を減らし、新商品開発を次々に起こしてあっというまにキャノンは財務的には世界一流の企業となりました。
2005年以降御手洗氏はあたかも経営の神様のように扱われます。
本は2004年時点に執筆していました。
その後私は、加速するキャノンの御手洗さんいわく<イノベーション>に疑問を持つようになります。
キャノンは自社のイノベーションで繁栄するけど、そのイノベーションで取引先や従業員にちっともお礼をしていない。逆に負担させている。
カンバン方式で取引先から搾り取るだけ搾り取って利益を出すトヨタも同様。
つまり地域経済や従業員などと<共存共栄>という気持ちが全くない。
キャノンの歴史を見ると創業者で今の御手洗氏のおじさんの御手洗毅氏は、医学者でもあり、地域や従業員との共存共栄を大切にした人でした。
経団連会長としてふんぞり返って、国民に負担ばかり求める御手洗氏にそういう魂があるのでしょうか?

投稿: 荒井裕之 | 2007年11月22日 (木) 14時05分

荒井さん、初めまして。

あの本は、荒井さんが書いた本なのですね♪
コメントありがとうございます。

経団連は、私達国民からお金を取れるだけ取ろうと言う発想しかないみたいですね。
ホワイトカラーなんとかだとか、ホントふざけていますよ。本来ならば、大企業が儲かれば、社会に還元するのがマトモな経営者だと思うのですけどねー。

キャノンは違うみたいです。

御手洗は、格差社会を作ろうとしているのでしょう。
国民には、もっともっと弱くなってほしいんだと思います。これ以上賃金が安くなってしまったら、労働者は生活できません。結婚もできなくなってしまうでしょう。子供も産めない時代になってしまいます。

今回は見送りましたが、来年は消費税上げてくるでしょうね。

投稿: どらみ | 2007年11月23日 (金) 00時47分

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