« 結末が読めないぞ! | トップページ | チャンプのオーラ! »

2008年2月 7日 (木)

初体験しました♪

皆様・・・・・、ついに・・・ついに・・・、ああ、こんなにこの日が早く来てしまうだなんて、誰が予想したでしょうか。ええ、そうです。初めてです。

生まれて初めて、人を殴る許可を与えられました。

驚きです。だって、どう考えたって私には早すぎますもの。ボクシングのスパーリングです。いつもの様に鏡の前でシャドーボクシングをしていました。そしたら、何やらリングの下でトレーナさん2人が、ゴニョゴニョと密談をしているではありませんか。この日は、偶然にも女性が4人集まっていました。普段は1人か2人です。女性は大勢いるんだけど、皆、時間帯がバラバラで4人いるのは極めて珍しいのです。4人に中には、あの・・・・あの初めて見たときには男性と間違えてしまったあのスキンヘッドの方もいました。

ものすごく、強そうな方です。

「じゃあ、00さんと00さんで」

「その後、00さんとで」

「最後にどらみさんと・・・・」

私、鏡に向かいながら背筋が凍りそうでした。・・・・今確かに私の名前が聞こえた。何々?一体何をしゃべっているのだろうか?

1人の女性がイヤだイヤだと首を横に振って尻込みしているではありませんか。トレーナーが何やらなだめています。

あの、強そうな男性みたいなスキンヘッドの女性が、ヘッドギアをつけてリングに上がりました。続いてさっきのイヤだと言っていた女性がリングに上がりました。

おおおおおおおおおっ!

私は生まれて初めて見ました。女性同士のスパーリングを。ヘッドギアを付けているのはスキンヘッドの彼女だけでもう片方の女性は何も付けていません。トレーナさんがツカツカと私のところに歩いてきました。

「どらみさん、次の次に彼女とスパーリングしますから」

「えっ・・・・・・・・・・・・」

「大丈夫です。彼女は絶対にどらみさんを打ってきませんから」

「えっ・・・・・・・・・・」

「ドンドンと思い切って打ち込んでいいんですよ。絶対に打ち返したりしませんから」

「はあ・・・・・・・・」

「むしろ、打ち返したらそうとう怒られますから、大丈夫ですよ。彼女はそのコトをきちんと分かっていますから」

「・・・・・は・・・い・・・」

そうか、だから彼女だけヘッドギアを付けているのか。でも、何となくは分かっているけど、人様に向かって絶対に自分を打ち返さない相手を殴るのって勇気がいると思った。なんか、少し気が引ける。

なんて思ったのは数秒だった。

だって、私はウルトラ初心者だし、私のパンチが効くとはとても思えないし、何よりもビビッチャって力が出なかったらどうしようってそっちの方が心配だった。

2人目の彼女かリングに上がってスパーリングが始まりました。私はトレーナーさんに、グローブを優しくはめてもらい、何度も思いっきり打って下さいって言われていました。リングの下で2人のスパーリングを見ています。すごくスタミナがある女性です。2人とも。思いっきり遠慮なしにドンドンと攻めています。スゴイです。いくら相手が打ち返さないからって、マジで本気で攻めて打ち込んでいます。でも、よく見ていると挑戦者の彼女の方がかなり疲れてきています。最後の方は空振りが多くなってきていました。

ヘッドギアを付けている彼女は、ものすごく動いてかわしてガードしています。

私は、近くにいたプロのボクサーに聞きました。

「あの、彼女(スキンヘッド)はもう何年くらいなんですか?」

「え?ああ、あの人男じゃないよ、女だよ」

「しし知っていますよ」

「あの人は、ここに来て1年くらいかなあ」

「えっ?1年であれだけ上手になるんですか?」

「いや、なんか他所でもやってたみたいよ。あの人、プロ志望だから」

「!!!!!!」

「プププププロ志望なんですかっ!」

「うん、まあ、大したコトないよ、大丈夫、絶対に打って来ないから思い切ってやっていいですよ」

「はあ・・・」

「あ、俺とスパーリングしてるの見たことあるでしょ」

「!!!ないですよっ!」

ゲゲゲッ!男の人ともしていたんですね。すごいじゃないですか。プロ志望と聞いて足がガクガクしてきましたよ。そうこうしているうちに私の出番です。もう、やるっきゃないです。せっかくのチャンスをいただきましたので、前へ前へと行くだけです。トレーナーさんが私をリングに上げます。初めての瞬間です。軽くグローブを彼女と合わせて会釈しました。

「よーし、行け行け、どらみさんっ、思い切って打っていって!」

「よーし、今の良かったよー、はいっジャブジャブ」

「思い切って打っていって、それが彼女のためなんだよー」

「どらみさん、ジャブ出してっ、はいっジャブジャブ」

「おーしっ、今のボディーに入ったよー、そのまま攻めて追い込め追い込め」

トレーナーの声ははっきりと聞こえてきます。全て私に対しての指示です。ミット打ちで練習しているのに、中々力が出せません。怖いとか恐怖とかは一切ありませんでした。とにかく彼女にストレートを出したい。ただそれだけを考えていました。何回か彼女のボディーに右ストレートが入りました。でも、当たり前ですが、全く効いていません。何度かコーナーに攻めて行きました。この時、1度だけ彼女に軽く顔を叩かれました。

すごく、嬉しかったです。

だって、嫌がっている証拠でしょ。彼女は絶対に相手を打ってはいけないのです。それなのに、1度だけだけど、軽くだけど私の顔を叩いたのです。反射的にやっぱ出ちゃうんだろうね。これが本気だったら私はゴングが鳴ってから多分数秒であの世行きだったでしょう。

1ラウンド、3分。こんなにもスゴイ世界だなんて、経験したことなければ絶対に分からない世界ですよ。

長く厳しい3分間が終了しました。リングの中央で彼女とグローブを合わせて私は深くお辞儀をしてありがとうございましたって言いました。彼女も大きな声でありがとうございましたって言ってくれました。

私は倒れこむように、リングを降りました。普通に呼吸が出来ない状態です。息が上がりっぱなしです。トレーナーさんが、優しく私を迎えてくれました。よくがんばりましたねって言ってくれました。中々サマになっていたよって。私はもう、しゃべれない状態です。グローブをはずしてくれました。1ラウンド休んだ方がいいですねって言ってくれたので、倒れていました。

信じられないのだけど、たったの1ラウンド3分間だけなのに、私は10分以上元に戻れない状態でした。いかに自分にスタミナがないか思い知らされました。今後の課題にしたいと思います。とにかくスタミナです。これが切れてしまったらもうおしまいですからね。

ああ、早くもっともっと色んな技術を身に付けたいです。もっともっと上手くなりたいです。そういえば会長さんが、来月になったらもう一段階新しくやっていきましょうって昨日言ってくださいました。なんだろ?どんな技術を教えてくれるのでしょうか?なんのコトなんだろ?楽しみです。

私が着替えて帰るときに、リングを見たらなななんと、あのプロ志望のスキンヘッドの彼女が、来月試合に出る男性と、ノーヘッドでスパーリングしているではありませんかっ!私はぶったまげてリングサイドにいたトレーナーさんに聞きました。なにしてるんですか?

「寸止めスパーリング」

「へ?」

「相手を打たないで寸止めで止めるんです」

どう見たって普通に戦っている様に私は見えるんだけど、しかしすごい迫力です。相手の男性はプロで本気モード全開です。そういえば、柔道のやわらちゃんも男相手にバッタバッタと倒していたものね。

男相手に、顔ノーガードってすごいです。もちろんお互いに顔は打ってはいけないんですけどね。今日は色々と勉強させていただきました。スパーリングをさせていただいたおかげで、マスマス私のハートに火が付きましたよ。明日もがんばります。

もしよろしければ、クリックお願いしますねん♪

人気blogランキングへ

|

« 結末が読めないぞ! | トップページ | チャンプのオーラ! »

コメント

ねぇさま。

もう、ジムに寄付しちゃえっ(笑)

投稿: かずひこ | 2008年2月 7日 (木) 18時23分

このところボクシング一色ですね。

自民党もぶっ飛ばしてください。

投稿: サラリーマンスタントマン | 2008年2月11日 (月) 12時37分

すみましぇん。ええ、ボクシングのコトしか
考えられない状態ですわ。
どうしよう・・・・。

ボクシングが好きで好きでたまらないのですよ。
こんなに、すごい魅力があるだなんて
今まで、全く気が付きませんでしたよ。

早く、上手くなりたいです。ふふ。

投稿: どらみ | 2008年2月12日 (火) 01時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/177311/10301036

この記事へのトラックバック一覧です: 初体験しました♪:

« 結末が読めないぞ! | トップページ | チャンプのオーラ! »